用語集
全576件の神経科学用語を収録しています。
- 相同性 (そうどうせい) Homology
- 発生学的に同じ起源を持つ構造や神経核が、機能的にも連動しやすい性質。脳幹を縦に走る動眼神経・滑車神経・外転神経・舌下神経の核は相同関係にあり、一つの神経が発火すると仲間も連動して発火しやすい。臨床では、舌の動きが悪い患者に眼球運動を併用させることで、脳幹全体を再起動(リプログラミング)させるリハビリテーションに応用される。 【図解】第24回講義ノート 図1:外眼筋の単独作用と眼位 【図解】第24回講義ノート 図2:嗅覚経路と辺縁系:感情と痛みの交差点 【図解】第30回講義ノート 図2:三叉・顔面神経による聴覚調整機構 [神経学] 筋肉, 脳, 末梢神経, 痛み, 運動, 眼・視覚, 聴覚・前庭, 嚥下・発声, 情動・心理, 治療・リハビリ
- 相反神経支配 (そうはんしんけいしはい) Reciprocal Innervation
- 一方の筋肉を収縮させると同時に、拮抗筋を弛緩させる神経制御機構。前庭神経核内で、外転神経核への興奮性投射と抑制性投射の両方が制御され、眼球運動の完璧な同期が実現される。[第33回講義ノート:前庭神経系の臨床生理学:水平半規管における相反抑制と三重の制御機構](/article/vestibular-system-horizontal-canal-reciprocal-inhibition)で詳しく解説されている。 [運動系] 筋肉, 末梢神経, 運動, 眼・視覚, 聴覚・前庭
- 相反抑制 (そうはんよくせい) Reciprocal Inhibition
- 一方の筋肉が収縮する際に、拮抗筋が弛緩するように神経系が制御する機構。前庭系では、左右の半規管が相反するように機能し、一方が興奮した際にもう一方が抑制されることで、精密な運動制御を実現する。[第33回講義ノート:前庭神経系の臨床生理学:水平半規管における相反抑制と三重の制御機構](/article/vestibular-system-horizontal-canal-reciprocal-inhibition)で詳しく解説されている。 [運動系] 筋肉, 運動, 聴覚・前庭
- 総和 (そうわ)
- 神経細胞がデジタルな「発火(ON)」か「抑制(OFF)」かの信号を送る際、周囲の膨大な中枢神経ネットワークからの統合された命令の合計。
- 側角 (そくかく) Lateral horn
- 脊髄の灰白質の側方に突出した部分。胸髄・腰髄上部に存在し、交感神経の節前線維の細胞体が集まる自律神経の中枢。痛みの自律神経反応(血圧・心拍変動など)に関与する。 [神経解剖学] 脊髄, 痛み, 自律神経, 血管・循環
- 側枝 (そくし)
- 神経細胞から伸びる枝分かれした突起。脳の各部位から伸びる無数の側枝による刺激の総和が、身体機能として現れる。
- 促通系 (そくつうけい)
- 神経活動を促進する神経回路。運動の開始や感覚の増強に関与する。 [神経生理学] 感覚, 運動
- 咀嚼筋 (そしゃくきん)
- 咀嚼運動を担う筋群。咬筋、側頭筋、内側翼突筋、外側翼突筋の4つからなり、三叉神経の下顎神経が支配する。 【図解】第28回講義ノート 図2:耳下腺アミラーゼ分泌と咀嚼反射の神経経路 [神経解剖学] 筋肉, 末梢神経, 運動, 臨床検査
- 咀嚼反射 (そしゃくはんしゃ)
- 咀嚼筋の収縮→耳下腺からのアミラーゼ分泌→消化促進→エネルギー供給→咀嚼筋の機能維持という循環的な反射機構。 【図解】第28回講義ノート 図2:耳下腺アミラーゼ分泌と咀嚼反射の神経経路 [神経生理学] 筋肉, 運動, 血管・循環, 臨床検査
- ソマトスタチン (そまとすたちん)
- 温熱的侵害刺激(熱感・冷感・化学火傷)を受けた際に脊髄後角のC線維から放出されるペプチド性神経伝達物質。RVMルートから下行するセロトニン作動性ニューロンが脊髄後角の抑制性介在ニューロンを介してその作用を選択的にシャットアウトする。substance Pとは異なり温熱性侵害刺激に特化した分子病態を担う。 [神経系] 脊髄, 末梢神経, 内分泌
- 第一次感覚野 (だいいちじかんかくや) Primary somatosensory cortex
- 大脳皮質の頭頂葉に位置する感覚処理の中枢(ブロードマン3・1・2野)。身体の各部位からの触覚・痛覚・温度覚・固有感覚情報を受け取り処理する。身体の各部位が脳内に「地図(ホムンクルス)」として表現されており、末梢からの入力が途絶えると地図が書き換えられ(神経可塑性)、幻肢痛などの原因となる。 [解剖学] 脳, 痛み, 感覚
- 第一次体性感覚野 (だいいちじたいせいかんかくや)
- S1。頭頂葉に位置し、ホムンクルス(脳内身体地図)を持つ。急性痛では侵害受容器からの信号を受けてS1が活性化し、痛みの正確な部位を特定できる。 [神経解剖学] 脳, 痛み, 感覚
- 台形体核 (だいけいたいかく)
- 脳幹の橋に位置する聴覚伝達路の中継核で、左右の聴覚情報の交差と統合を行う。第2次ニューロンの段階。 [神経解剖学] 脳, 聴覚・前庭
- 対光反射 (たいこうはんしゃ)
- 光刺激に対して瞳孔が収縮する反射。視神経→中脳→動眼神経(副交感神経)の経路で伝達され、脳幹機能の評価に用いられる。 [神経学] 筋肉, 脳, 末梢神経, 運動, 自律神経, 眼・視覚, 臨床検査
- 対光反射 (たいこうはんしゃ)
- 光刺激に対する瞳孔の収縮反応。単なる収縮の有無だけでなく、まぶたの微細な動きや羞明(過剰な眩しさ)などの反応が、中枢神経の調整能力や脳のエネルギー代謝状態を反映する。 筋肉, 運動, 自律神経, 眼・視覚, 臨床検査
- 対光反射 (たいこうはんしゃ)
- 光を当てた際に瞳孔が縮小する反射。中脳レベルの動眼神経核が関与する。左大脳皮質の機能低下では左側の対光反射が鈍くなる。 [神経系] 脳, 末梢神経, 運動, 自律神経, 眼・視覚, 臨床検査
- 帯状回 (たいじょうかい) Cingulate Gyrus
- 大脳皮質の内側面に位置し、情動と認知の統合を担う。パペッツの情動回路の一部を構成し、海馬へ情報を送る。 [神経系] 脳, 情動・心理
- 代償性斜頸 (だいしょうせいしゃけい)
- 眼球運動の異常(特に回旋エラー)を補正するために、頭部を傾ける適応反応。滑車神経麻痺で健側へ頭を傾けることが典型的。 [神経学] 関節, 末梢神経, 運動, 眼・視覚
- 帯状束 (たいじょうそく) Cingulum / Cingulate bundle
- 帯状回(前帯状回・後帯状回)の皮質下に走行する白質線維束。パペッツの情動回路の一部を構成し、海馬・扁桃体・視床・前頭前野などを連絡する。大脳皮質連合野からの適切な投射がこの帯状束を通じて情動回路へ流れ込むことで精神の安定が保たれる。不動や廃用により皮質からの投射が低下すると帯状束の「流れが淀み」、うつ状態や慢性痛の過敏化につながる。 [神経解剖学] 脳, 脊髄, 痛み, 情動・心理
- 第二次体性感覚野 (だいにじたいせいかんかくや)
- S2。痛みの情動面(嫌悪・恐怖・拒絶)を処理する。慢性痛ではS1が沈黙しS2のみが異常発火する「S1沈黙・S2発火」現象が起きる。 [神経解剖学] 痛み, 感覚, 情動・心理
- 大脳基底核 (だいのうきていかく)
- 視床からの出力を大脳皮質に対して「どれくらい送るか」を裏で操る神経核群。自律神経失調の正体は、視床の出力コントロール不全である。 [神経系] 脳, 運動, 自律神経
- 大脳辺縁系 (だいのうへんえんけい) Limbic System
- 本能、情動、および生命維持の最高中枢。海馬、扁桃体、帯状回、乳頭体などを含み、外部環境への適応と回避行動を決定づける神経系の総称。 [神経系] 脳, 情動・心理
- 大縫線核 (だいほうせんかく)
- 延髄に位置するセロトニン作動性ニューロンの主要な集団。RVMルートの中心核として、PAGからの指令を受けて脊髄後角へセロトニンを放出し、抑制性介在ニューロンを介してソマトスタチンの作用を遮断することで温熱的侵害刺激を抑制する。睡眠・気分・食欲調節にも関与する。 [神経系] 脳, 脊髄, 内分泌
- 脱分極 (だつぶんきょく)
- 細胞膜の電位が静止電位よりも正の方向に変化する現象。有毛細胞ではカリウムイオンの流入により脱分極が始まり、電位依存性カルシウムチャネルの開口により急激に増強される。神経興奮の基本過程である。【関連記事】第31回講義ノート:前庭神経系の臨床生理学(図2:イオンチャネルによる電位変換)では、脱分極の段階的な増強メカニズムを図解している。 [生理学] 聴覚・前庭
- 知覚消失 (ちかくしょうしつ)
- 神経の発火が途絶えているか極端に低下している状態。患者が「シビレ感」と訴える症状の正体。 [感覚系] 感覚
- 知覚鈍麻 (ちかくどんま)
- 感覚の鈍さ。侵害受容感覚の低下を指す。 [感覚系] 痛み, 感覚
- チップリンク (ちっぷりんく)
- 有毛細胞の不動毛同士を繋ぐバネ状の微細構造。物理的な頭部の傾きを機械受容性イオンチャネルのゲート開閉に直結させる。老化や急激な回旋運動により損傷すると、前庭系の情報エラーが恒常化する恐れがある。【関連記事】第31回講義ノート:前庭神経系の臨床生理学(図1:チップリンクの構造と働き)では、チップリンクの力学的メカニズムを詳細に解説している。 【図解】第32回講義ノート 図1:前庭有毛細胞のチップリンク構造と働き [解剖学] 関節, 運動, 聴覚・前庭
- 遅発性筋肉痛 (ちはつせいきんにくつう) Delayed Onset Muscle Soreness (DOMS)
- 運動後24〜72時間をピークに出現する筋肉の痛みや硬直感。微細な筋線維の断裂(機械的損傷)が原因であり、急性の炎症反応を伴う。通常は1週間以内に完全に消失する。この急性フェーズでの情報伝達は主にAδ線維が担う。2週間以上持続する場合は、末梢の傷ではなく中枢性感作への移行が疑われる。 [臨床医学] 筋肉, 末梢神経, 痛み, 運動
- 中間外側核 (ちゅうかんがいそくかく) Intermediolateral Cell Column
- IMLの日本語名称。脊髄側角に位置し、交感神経の節前ニューロンが集まる核。メラトニン生成の抑制に関与。 [神経系] 脊髄, 自律神経, 内分泌
- 中間帯 (ちゅうかんたい)
- 「中間帯」の詳細な定義は準備中です。
- 中空性臓器 (ちゅうくうせいぞうき) Hollow Viscus / Hollow Organ
- 内部に空洞(管腔)を持つ臓器の総称。胃、腸管、膀胱、尿管、胆管、子宮などが含まれる。中空性臓器の侵害受容器は切開には反応しないが、異常な拡張(膨張)や強い牽引、深刻な炎症に対して激しい痛みを発する特性を持つ。この特性は内臓痛の臨床的特徴を理解する上で重要である。 [解剖学] 内臓, 痛み, 感覚
- 中耳炎 (ちゅうじえん)
- 中耳腔の炎症。急性中耳炎は細菌感染が原因で抗生物質が必要だが、繰り返す慢性中耳炎の場合は耳管の排泄機能障害が根本原因であることが多い。小児では耳管が短く水平に近いため、中耳炎を起こしやすい。 [病態生理学] 聴覚・前庭
- 中小脳脚 (ちゅうしょうのうきゃく)
- 小脳の3つの脚(上・中・下)の中で最も断面積が大きい入力専門の線維束。橋核からの膨大な情報を小脳へ送る。 【図解】第22回講義ノート 図1:縦橋線維と橋核の構造 【図解】第22回講義ノート 図2:中小脳脚の入出力関係 脳, 運動
- 中心窩 (ちゅうしんか) Fovea Centralis
- 網膜の中心部に位置し、最も視力が高い領域。前庭動眼反射(VOR)によって、頭部が動いても中心窩で捉えた画像を安定させることで、鮮明な視覚情報を維持できる。[第33回講義ノート:前庭神経系の臨床生理学:水平半規管における相反抑制と三重の制御機構](/article/vestibular-system-horizontal-canal-reciprocal-inhibition)で詳しく解説されている。 [感覚系] 末梢神経, 感覚, 運動, 眼・視覚, 聴覚・前庭, 臨床検査
- 中心窩 (ちゅうしんか)
- 網膜の中央部にある視力が最も鋭敏な領域。錐体細胞が密集し、視覚情報の精密な処理を担う。 [神経解剖学] 眼・視覚
- 中枢感作 (ちゅうすうかんさ)
- 脊髄後角や脳の神経回路が過剰に興奮した状態。シナプス後膜の受容器数が増加し、通常では痛みを感じない刺激にも激痛として反応するようになる。慢性痛の主要なメカニズム。 [病態生理学] 脊髄, 痛み, 感覚
- 中枢性感作 (ちゅうすうせいかんさ) Central Sensitization
- 中枢神経系における痛覚処理の増強状態。通常は痛みを引き起こさない刺激で痛みが生じたり、痛み刺激に対する反応が増大する。 [神経生理学] 痛み
- 中脳水道周囲灰白質 (ちゅうのうすいどうしゅういはいはくしつ) Periaqueductal gray (PAG)
- 中脳の中心管(中脳水道)を取り囲む灰白質領域。下降性疼痛調整系の主要な起点であり、脳内のオピオイド受容体が高密度に分布する。PAGが活性化されると、延髄を経由して脊髄後角での痛み信号の伝達が抑制される(内因性鎮痛)。モルヒネなどのオピオイド鎮痛薬はこの領域に作用する。ストレスや強い感情によっても活性化される(ストレス誘発性鎮痛)。 [解剖学] 脳, 脊髄, 痛み, 情動・心理, 臨床検査
- 中脳水道周辺灰白質 (ちゅうのうすいどうしゅうへんかいはくしつ) Periaqueductal Gray
- 中脳の中央に位置し、下降性疼痛抑制系の中枢として機能する。辺縁系からの投射を受けて、脊髄後角での痛みの伝達をブロックする。 [神経系] 脳, 脊髄, 痛み, 情動・心理, 臨床検査
- 中脳腹側被蓋野 (ちゅうのうふくそくひがいや)
- 中脳辺縁ドパミン系の起始核(VTA)。内因性オピオイドの産生・放出を制御する鎮痛の司令塔。眼球運動による中脳活性化の連鎖でVTAが覚醒し、側坐核を再起動させる。 [神経解剖学] 脳, 痛み, 運動, 眼・視覚
- 中脳辺縁ドパミン系 (ちゅうのうへんえんどぱみんけい)
- VTA(中脳腹側被蓋野)を起始とし、内側前脳束を経由して側坐核・扁桃体・海馬・前帯状回・前頭前野へ広大な投射を行う報酬・鎮痛の中枢システム。慢性疼痛では機能低下する。 [神経解剖学] 脳, 痛み, 運動, 情動・心理
- 中脳網様体 (ちゅうのうもうようたい)
- 中脳に存在する神経核の集合体。垂直方向の眼球運動や姿勢制御に関与し、前庭系からの情報を統合して運動出力を調整する。姿勢の崩れ(猫背や顎上がり)に伴う眼位の変位は、この領域に多大な負荷を与える。【関連記事】第31回講義ノート:前庭神経系の臨床生理学、第17回講義ノート:橋網様体と延髄網様体の拮抗バランス。 [解剖学] 脳, 運動, 眼・視覚, 聴覚・前庭
- 中脳路核 (ちゅうのうろかく)
- 三叉神経の固有感覚(深部感覚)を処理する核。咀嚼筋や歯根膜からの情報を受け取り、上小脳脚を通って同側の小脳へ直接入力される。 [神経解剖学] 筋肉, 脳, 末梢神経, 感覚, 運動
- 中脳路核 (ちゅうのうろかく) Mesencephalic Nucleus
- 三叉神経の核の一つで、中脳に位置する。咀嚼筋や外眼筋からの固有感覚(1A・1B入力)を司る。三叉神経核群の中で唯一、一次感覚ニューロンの細胞体が中枢神経系内に存在する特殊な構造を持つ。 [脳幹] 筋肉, 脳, 末梢神経, 感覚, 眼・視覚
- 聴覚過敏 (ちょうかくかびん)
- アブミ骨筋反射の消失などにより、日常の音が苦痛なほど大きく聞こえる状態。顔面神経麻痺や中枢神経の機能不全で生じる。 [臨床神経学] 筋肉, 末梢神経, 運動, 聴覚・前庭, 臨床検査
- 聴覚野 (ちょうかくや)
- 側頭葉に位置する大脳皮質の領域で、聴覚情報の最終的な処理と認識を行う。聴覚伝達路の第7次ニューロンの終点。 【図解】第30回講義ノート 図1:聴覚伝達路の多段階構造(第7次ニューロンまで) 【図解】第31回講義ノート 図2:聴覚路の第7次ニューロン伝達と大脳皮質の左右性 [神経解剖学] 脳, 聴覚・前庭
- 長毛様体神経 (ちょうもうようたいしんけい) Long Ciliary Nerve
- 眼神経(三叉神経第一枝)から分岐する神経。角膜と虹彩の感覚を支配し、瞳孔反射や角膜反射の求心路として機能する。 【図解】第27回講義ノート 図2:三叉神経(CN V)の眼神経枝と涙分泌反射のメカニズム [末梢神経] 末梢神経, 感覚, 運動, 自律神経, 眼・視覚, 臨床検査
- 腸腰筋 (ちょうようきん)
- 腰椎と大腿骨を結ぶ筋肉。座位での股関節屈曲位が続くと過収縮を起こし、みぞおち付近に痛みを生じるため、患者が「胃が悪い」と誤認することがある。辺縁系の機能低下(ワインドダウン)にも関連する。 [解剖学] 筋肉, 関節, 内臓, 脳, 脊髄, 痛み, 情動・心理
- II線維 (ツーせんい)
- 「II線維」の詳細な定義は準備中です。
- 痛覚マップ (つうかくまっぷ) Pain Map / Nociceptive Mapping
- 前腕、上腕、顔、首などの左右対称なポイントにピンやハサミの先端で微細な圧を加え、その「左右の感じ方の差」を系統的にスコアリングして記録する臨床評価法。感作(過敏化)を起こしている髄節セグメントをピンポイントで特定し、治療効果を客観的に追跡するための羅針盤となる。痛覚の左右対称性の回復が治療成功の指標となる。 [臨床医学] 筋肉, 脊髄, 痛み, 治療・リハビリ