用語集
全576件の神経科学用語を収録しています。
- C線維 (しーせんい)
- 無髄の細い神経線維。鈍い痛みや温度感覚、かゆみを伝達し、伝導速度は遅い(0.5-2m/s)。 [末梢神経] 末梢神経, 痛み, 感覚
- 視運動性眼振 (しうんどうせいがんしん) Optokinetic Nystagmus (OKN)
- 流れる景色を反射的に追いかける眼球運動。スムースパースート(間徐相)とサッケード(急速相)の2つのフェーズから成る。小脳と脳幹の機能状態を反映する動的検査として臨床で使用される。 【図解】第27回講義ノート 図1:視運動性眼振(OKN)の神経経路と二相性メカニズム 【図解】第27回講義ノート 図2:三叉神経(CN V)の眼神経枝と涙分泌反射のメカニズム [眼球運動] 脳, 末梢神経, 運動, 眼・視覚, 聴覚・前庭, 臨床検査
- 視蓋脊髄路 (しがいせきずいろ)
- 中脳の上丘から脊髄に至る経路。視覚刺激に対する頭部や眼球の反射的な運動を制御する。 【図解】第9回講義ノート 図1:錐体外路の主要経路 【図解】第18回講義ノート 図1:視蓋脊髄路と前庭脊髄路による頭部安定化 [運動系] 脳, 脊髄, 運動, 眼・視覚, 聴覚・前庭, 臨床検査
- 耳介側頭神経 (じかいそくとうしんけい)
- 三叉神経の第3枝(下顎神経)から分岐する感覚神経。耳下腺への分泌神経線維も含む。 【図解】第28回講義ノート 図2:耳下腺アミラーゼ分泌と咀嚼反射の神経経路 【図解】第29回講義ノート 図2:耳管開放と口蓋帆張筋の神経経路 [神経解剖学] 筋肉, 末梢神経, 感覚, 運動, 聴覚・前庭, 嚥下・発声, 臨床検査
- 耳下腺 (じかせん)
- 唾液腺の一つで、耳の前下方に位置する。アミラーゼを含む唾液を分泌し、消化を助ける。 【図解】第28回講義ノート 図2:耳下腺アミラーゼ分泌と咀嚼反射の神経経路 【図解】第29回講義ノート 図2:耳管開放と口蓋帆張筋の神経経路 [神経解剖学] 筋肉, 運動, 聴覚・前庭, 嚥下・発声, 臨床検査
- 耳管 (じかん)
- 中耳腔と鼻咽腔を結ぶ管。通常は閉鎖しているが、嚥下時に口蓋帆張筋が収縮して開放され、中耳腔の気圧を調整する。 【図解】第1回講義ノート 図1:三叉神経脊髄路核のコラム構造とオニオンスキン配置 【図解】第1回講義ノート 図2:耳管開放と口蓋帆張筋の神経経路 【図解】第29回講義ノート 図1:三叉神経脊髄路のコラム構造とオニオンスキン配置 【図解】第29回講義ノート 図2:耳管開放と口蓋帆張筋の神経経路 【図解】第30回講義ノート 図1:聴覚伝達路の多段階構造(第7次ニューロンまで) 【図解】第30回講義ノート 図2:三叉・顔面神経による聴覚調整機構 [解剖学] 筋肉, 脊髄, 末梢神経, 聴覚・前庭, 嚥下・発声
- 耳管開放症 (じかんかいほうしょう)
- 耳管が常時開放している病態。通常、耳管は閉鎖しており、嚥下や欠伸の際に口蓋帆張筋の収縮により開放される。耳管開放症では、自分の呼吸音や声が耳に響く(自声強聴)、耳閉感、めまいなどの症状が生じる。体重減少、脱水、妊娠などが原因となることがある。 [臨床神経学] 筋肉, 聴覚・前庭, 嚥下・発声
- 耳管狭窄症 (じかんきょうさくしょう)
- 耳管が十分に開放されず、中耳腔の圧力調整ができない病態。口蓋帆張筋の機能不全、耳管粘膜の浮腫、鼻咽腔の炎症などが原因となる。中耳腔に陰圧が生じて耳閉感や難聴が生じる。副交感神経優位では耳管粘膜が浮腫し、耳管狭窄を引き起こす可能性がある。 [臨床神経学] 筋肉, 自律神経, 聴覚・前庭, 嚥下・発声
- 弛緩性麻痺 (しかんせいまひ)
- 筋緊張が低下し、筋肉が弛緩した状態の麻痺。下位運動ニューロンの障害や急性期の上位運動ニューロン障害で見られる。 [運動障害] 筋肉, 運動
- 耳管閉塞 (じかんへいそく)
- 耳管が開放されず、中耳の内圧と外気圧が同期できない状態。口蓋帆張筋の機能不全や副交感神経過剰で生じ、耳の詰まり感を引き起こす。 [臨床神経学] 筋肉, 自律神経, 聴覚・前庭, 嚥下・発声
- 識別性感覚 (しきべつせいかんかく)
- 刺激の位置、強度、性質を正確に識別できる感覚。触覚や振動覚など、主に後索-内側毛帯路で伝達される。 [感覚系] 脊髄, 感覚
- 子宮間膜 (しきゅうかんまく) Uterine Ligament / Broad Ligament
- 子宮を骨盤壁に固定する膜状の結合組織。広間膜(こうかんまく)とも呼ばれる。子宮は正中線に位置する臓器であり、脳に対して身体の中心位置を示す固有受容情報を常に発信している。骨盤の歪みや不良姿勢により子宮間膜が一方向へ牽引(ねじれ)されると、脳への位置情報にエラーが発生し、集約説を介して首の痛み、腰痛、肩こり、めまいなど全身の不定愁訴を誘発する。 [解剖学] 関節, 内臓, 痛み, 感覚, 運動, 聴覚・前庭
- 軸索輸送 (じくさくゆそう) Axonal transport
- 神経細胞の軸索内でタンパク質・小胞・オルガネラなどを細胞体と神経終末の間で輸送するメカニズム。細胞体から末梢へ向かう「順行性輸送」と、末梢から細胞体へ向かう「逆行性輸送」がある。キネシン(順行性)やダイニン(逆行性)などのモータータンパク質が担う。障害されると末梢神経障害や神経変性疾患の原因となる。 [生理学] 末梢神経
- 刺激の飢餓状態 (しげきのきがじょうたい)
- 神経細胞が長期間にわたって適切な入力刺激を受けられない状態。聴覚野において特定の周波数の音が聞こえなくなると、その周波数を処理していた神経細胞が刺激の飢餓状態に陥り、自発的に発火し始める。これが感音性耳鳴りの原因となる。 [病態生理学] 聴覚・前庭
- 次元性抑制 (じげんせいよくせい)
- 人間が目標物に対して手を伸ばし、一点のブレもなく静止させられる高度な神経学的プログラム。筋紡錘(長さのセンサー)と腱紡錘(張力のブレーキ)を1ミリ秒単位で相反的に働かせることで実現される。 [神経生理学] 筋肉
- 自原性抑制 (じげんせいよくせい)
- 腱紡錘(1B)が30-90秒間の持続的張力により発火し、脳が「緩めても安全だ」と判断して筋肉を弛緩させる現象。真のストレッチ効果のメカニズム。 【図解】第21回講義ノート 図2:1Aと1Bの使い分け 筋肉, 治療・リハビリ
- 歯根膜 (しこんまく)
- 歯根と歯槽骨の間にある結合組織。咀嚼時の圧力を感知し、三叉神経中脳路核を介して小脳へ情報を伝える。 [解剖学] 脳, 末梢神経, 運動
- 視軸 (しじく) Visual Axis
- 眼球の中心(黄斑)と注視点を結ぶ仮想的な直線。外眼筋の作用を理解する上で重要な概念であり、視軸と筋の長軸が重なる角度で筋肉は最大作用を発揮する。 【図解】第26回講義ノート 図1:外眼筋の最大作用角度:23度と50度の戦略 [解剖学] 筋肉, 眼・視覚
- 視床 (ししょう) Thalamus
- 間脳の中核を成す神経核の集合体。感覚・運動・情動情報をフィルタリングし、大脳皮質の覚醒レベルや注意の対象を決定する動的インターフェース。核ごとに固有の入出力先を持ち、臨床症状の弁別に直結する。 [神経系] 脳, 感覚, 運動, 情動・心理
- 視床下部 (ししょうかぶ) Hypothalamus
- 間脳に位置し、自律神経系とホルモン系(内分泌系)の最高司令塔。体温・血圧・心拍・食欲・睡眠・性行動・ストレス反応などを統合的に調節する。痛み情報が視床下部に入力されると、心拍数上昇・血圧変動・ストレスホルモン(コルチゾール)分泌が促進される。閉経に伴うホルモン低下は視床下部を介した痛み抑制機構を弱め、50代以降の女性に不定愁訴が増加する一因となる。 [解剖学] 脳, 痛み, 自律神経, 血管・循環, 内分泌, 情動・心理
- 視床前核 (ししょうぜんかく) Anterior Thalamic Nucleus
- 視床の前部に位置し、乳頭体からの情報を帯状回へ中継する。パペッツの情動回路において重要な役割を果たす。 [神経系] 脳, 情動・心理
- 視床枕 (ししょうちん) Pulvinar
- 視床の後部に位置する大きな核。上丘からの間接的な視覚入力を受け、物体の形や空間配置を三次元的に認識する。広範な大脳皮質と連絡し、膨大な視覚情報から「今、何に注目すべきか」を決定する注意のフィルタリングを担う。 [神経系] 脳, 眼・視覚
- 耳神経節 (じしんけいせつ)
- 舌咽神経からの副交感神経線維がシナプスを形成する神経節。耳下腺への分泌神経を中継する。 【図解】第28回講義ノート 図2:耳下腺アミラーゼ分泌と咀嚼反射の神経経路 【図解】第29回講義ノート 図2:耳管開放と口蓋帆張筋の神経経路 [神経解剖学] 筋肉, 末梢神経, 運動, 自律神経, 聴覚・前庭, 嚥下・発声, 臨床検査
- 耳神経節 (じしんけいせつ)
- 副交感神経節の一つで、口蓋帆張筋に近接・経由する。涙腺や唾液腺の分泌調整にも関与し、代謝低下時に機能不全を起こす。 【図解】第28回講義ノート 図2:耳下腺アミラーゼ分泌と咀嚼反射の神経経路 【図解】第29回講義ノート 図2:耳管開放と口蓋帆張筋の神経経路 [神経解剖学] 筋肉, 運動, 自律神経, 聴覚・前庭, 嚥下・発声, 臨床検査
- 自声強聴 (じせいきょうちょう)
- 自分の声が耳に響いて聞こえる症状。耳管開放症の特徴的な症状であり、耳管が常時開放しているため、自分の呼吸音や声が中耳腔を通じて内耳に伝わる。体重減少、脱水、妊娠などが原因となることがある。頭を下げたり、横になったりすると症状が軽減することがある。 [臨床神経学] 聴覚・前庭
- 姿勢反射 (しせいはんしゃ)
- 身体の位置や姿勢を維持・調整するための反射的な運動。前庭系、視覚系、体性感覚系からの情報を統合する。 【図解】第9回講義ノート 図2:姿勢制御のメカニズム [運動系] 感覚, 運動, 眼・視覚, 聴覚・前庭, 臨床検査
- シナプス間隙 (しなぷすかんげき)
- ニューロン間の微小な隙間。化学伝達物質(神経伝達物質)が放出され、受容体に結合することで情報が伝達される。聴覚路は第7次ニューロンまで多段階の乗り継ぎを要するため、エネルギー代謝に極めて敏感である。 [神経系] 聴覚・前庭
- 自発発火 (じはつはっか) Spontaneous firing
- 外部からの刺激がなくても神経細胞が自律的に活動電位を発生させる現象。神経には微弱な自発発火という性質があり、末梢からの入力(特にAβ線維)が極端に低下すると、後続のニューロンが感度を異常に高めて激しく自発発火し始める。脳はこれを「痛み」として受け取るため、求心路遮断性疼痛・無感覚痛の主要メカニズムとなる。 [生理学] 痛み, 感覚
- 篩板 (しばん) Cribriform Plate
- 頭蓋底の篩骨にある多孔性の骨板。嗅神経と前篩骨神経が通過する。外傷により篩板付近の微細な神経が損傷されると、角膜の感覚入力が鈍化し、涙の分泌反射が機能不全に陥る。 【図解】第27回講義ノート 図2:三叉神経(CN V)の眼神経枝と涙分泌反射のメカニズム [解剖学] 末梢神経, 感覚, 運動, 眼・視覚, 臨床検査
- 耳閉感 (じへいかん)
- 耳が詰まった感じがする症状。耳管狭窄症の特徴的な症状であり、中耳腔の圧力が外気圧と均衡しないため、鼓膜が内側に引っ張られて生じる。鼻咽腔の炎症、副交感神経優位による耳管粘膜の浮腫、口蓋帆張筋の機能不全などが原因となる。 [臨床神経学] 筋肉, 自律神経, 聴覚・前庭, 嚥下・発声
- 視放線 (しほうせん) Optic Radiation
- 外側膝状体から後頭葉の一次視覚野へと視覚情報を伝える神経線維束。視野情報を空間的に保存したまま伝達し、脳内で視野の位置関係を再構成する。視放線の損傷は対側の視野欠損(同名半盲)を引き起こす。 [神経系] 関節, 脳, 眼・視覚
- 斜位 (しゃい)
- 両眼の視軸が平行でなく、わずかにズレている状態。潜在的な眼位異常で、通常は融像により代償されているが、疲労時に複視として現れることがある。 【図解】第25回講義ノート 図1: 【図解】第25回講義ノート 図2: [神経学] 眼・視覚
- 斜視 (しゃし)
- 両眼の視軸が一致せず、一方の眼が正面を向いているときに他方の眼が別の方向を向いている状態。内斜視・外斜視・上斜視・下斜視に分類される。 [神経学] 眼・視覚
- 尺骨神経 (しゃっこつしんけい) Ulnar Nerve
- 内側神経束から分岐する末梢神経で、手の内在筋や小指側の感覚を支配する。主にC8とT1の神経根要素を含み、前腕の屈筋群の一部、手の内在筋(特に小指球筋や骨間筋)、小指と薬指の尺側半分の感覚を支配する。肘部管症候群やギヨン管症候群など、絞扼障害の好発部位として臨床的に重要である。 [解剖学] 筋肉, 末梢神経, 感覚
- 縦橋線維 (じゅうきょうせんい)
- 橋の腹側を縦方向に貫く線維束。錐体路(皮質脊髄路)と皮質橋核路が混在している。 【図解】第22回講義ノート 図1:縦橋線維と橋核の構造 脳, 脊髄, 運動
- 羞明 (しゅうめい)
- 光に対して過剰に眩しく感じる症状。中枢神経の調整能力の低下や脳のエネルギー代謝状態の異常を示唆する。
- 集約説 (しゅうやくせつ) Convergence Theory
- 内臓の侵害刺激を伝える求心性線維と、皮膚や筋肉の体性感覚入力が、脊髄後角の同一の二次ニューロンに収束(コンバージェンス)するという神経生理学的理論。この集約により、大脳皮質は内臓からのSOSサインを正しく識別できず、同じ髄節セグメントを共有する皮膚や筋肉の痛みとして場所を誤認する。関連痛(referred pain)の発生メカニズムを説明する中核理論。 [神経生理学] 筋肉, 内臓, 脳, 脊髄, 痛み, 感覚
- 手根管 (しゅこんかん)
- 手首の掌側にある骨と靭帯で囲まれたトンネル状の構造。正中神経が通過する。 [感覚系] 関節, 末梢神経, 感覚
- 主知覚核 (しゅちかくかく) Principal Sensory Nucleus
- 三叉神経の核の一つで、橋に位置する。顔面の精密な触圧覚を識別する。顔面の二点識別覚や質感の認識など、高度な感覚情報処理を担当する。 [脳幹] 脳, 末梢神経, 感覚
- 受容器 (じゅようき)
- 外部または内部からの刺激を受け取り、神経信号に変換する構造。皮膚、筋肉、関節など全身に分布する。 【図解】第6回講義ノート 図2:皮膚の受容器の種類と分布 【図解】第13回講義ノート 図1:急性痛と慢性痛の違い 【図解】第13回講義ノート 図2:表在感覚の4つの主要受容器 [感覚系] 筋肉, 関節, 痛み, 感覚
- 受容器電位 (じゅようきでんい)
- 受容器が刺激を受けた際に生じる局所的な電位変化。閾値を超えると活動電位が発生する。 【図解】第32回講義ノート 図2:イオンチャネルによる電位変換メカニズム [神経生理学] 感覚
- 受容器電位 (じゅようきでんい)
- 感覚受容器で発生する局所的な電位変化。活動電位とは異なり、刺激の強度に比例して大きさが変化する。有毛細胞では機械受容性チャネルからのカリウム流入により生じ、これが活動電位の発生へと繋がる。【関連記事】第31回講義ノート:前庭神経系の臨床生理学(図2:イオンチャネルによる電位変換)では、受容器電位の発生メカニズムを詳細に解説している。 【図解】第32回講義ノート 図2:イオンチャネルによる電位変換メカニズム [生理学] 感覚, 聴覚・前庭
- ジョージステスト (ジョージステスト) George Test
- 椎骨動脈不全テスト。頸部を回旋・伸展させて椎骨動脈の血流を制限し、視床・小脳への酸素供給を評価する検査。眼振の方向(地面方向:代償可能、天井方向:異常)によって小脳の状態を弁別する。 [臨床神経学] 関節, 脳, 脊髄, 運動, 血管・循環, 眼・視覚, 聴覚・前庭, 臨床検査
- 上眼瞼挙筋 (じょうがんけんきょきん)
- 上眼瞼を持ち上げる筋肉。動眼神経に支配され、この筋肉の麻痺により眼瞼下垂が生じる。 [神経解剖学] 筋肉, 末梢神経, 眼・視覚
- 上丘 (じょうきゅう) Superior Colliculus
- 中脳の背側に位置する視覚反射の中枢。視覚情報を受け取り、眼球運動や頭部の向き反射を制御する。随意的な眼球運動は正常だが、反射(不随意)が悪い場合、上丘レベルの問題を示唆する。 【図解】第18回講義ノート 図1:視蓋脊髄路と前庭脊髄路による頭部安定化 [神経系] 脳, 脊髄, 運動, 眼・視覚, 聴覚・前庭, 臨床検査
- 上丘 (じょうきゅう)
- 中脳に位置する視覚情報の中継核。視覚刺激を受けて孤束核へ投射し、迷走神経系を介した情動反射(吐き気、嘔吐)を引き起こす。 [神経系] 脳, 末梢神経, 運動, 自律神経, 眼・視覚, 嚥下・発声, 情動・心理, 臨床検査
- 消去法 (しょうきょほう)
- 治療において「何かを加える」のではなく「不必要な入力・刺激を取り除く」視点。神経系の過緊張を解き、脳が自ら痛みを抑制できる環境を整えることを目的とする。 [臨床神経学] 痛み, 治療・リハビリ
- 上行性網様体賦活系 (じょうこうせいもうようたいふかつけい) Ascending Reticular Activating System
- 脳幹の網様体から視床のCM核・PF核を経由して大脳皮質全体へ広がる覚醒信号の経路。大脳皮質の錐体細胞全体の活動レベルを底上げし、意識の覚醒状態を維持する。車のアイドリング(暖気運転)に例えられる。 [神経系] 脳, 臨床検査
- 上斜筋 (じょうしゃきん) Superior Oblique Muscle
- 外眼筋の一つで、眼球を内下方へ回転させる作用を持つ。後半規管からの信号により、反対側の前庭神経核を介して収縮する。第34回講義ノート「垂直系前庭神経路の臨床解剖」で詳しく解説。 [運動系] 筋肉, 運動, 眼・視覚, 聴覚・前庭
- 上小脳脚 (じょうしょうのうきゃく)
- 小脳と脳幹を結ぶ3つの脚の1つ。三叉神経中脳路核からの固有感覚情報を小脳へ伝える経路。 [神経解剖学] 脳, 末梢神経, 感覚, 運動