講義ノート

局在神経学講座の受講ノートを体系的にまとめています。全71回の講義を収録。

局在神経学講座(全45回)

  1. 三叉神経の臨床神経学:脳幹における感覚局在と耳管開放の動体力学 — 脊髄路核のオニオンスキン配置と口蓋帆張筋の神経支配
  2. 神経系の全体像を理解する — 中枢神経系と末梢神経系の基本構造
  3. 神経はどう動いているのか? ― トーン・電気信号・神経のはたらきの基礎 — 痛み・しびれ・動きのクセをつくるしくみの基本
  4. 神経細胞がエネルギーを使って働くしくみ — 細胞膜・イオン・タンパク質合成・軸索輸送を整理する
  5. なぜ朝がつらく、座り続けると痛みが出やすいのか — 神経が痛みやすくなる"エネルギーの仕組み"を整理する
  6. 痛みが"強くなる人"と"ならない人"の違い — 情動・受容器・末梢神経構造から読み解く
  7. 痛みとしびれは「感じ方」ではなく「処理の問題」である — ロンベルグ検査と下降性疼痛抑制から見える神経の本質
  8. 「運動」は筋肉が動かしているのではない — 神経がつくる"動きの設計図"を読み解く
  9. 「動かしているつもり」の裏で何が起きているのか — 錐体外路から見た、人の運動と姿勢のしくみ
  10. 運動障害は「どこが壊れたか」ではなく「どこで調整が崩れたか」で理解する — 局在神経学・第9回講義から考える運動の見方
  11. 筋紡錘と反射のしくみ — 身体は「無意識の調整装置」で守られている
  12. 運動は「筋肉」ではなく「神経の調整」で決まっている — 局在神経学から見た運動制御の本質
  13. 感覚とは何か──痛み・しびれをどう捉えるべきか — 表在感覚から見えてくる、体の異常の正体
  14. 感覚が崩れると、自律神経も痛みも崩れる — 局在神経学から見た感覚・自律神経・痛みの連鎖
  15. しびれを「症状」として扱わないという選択 — 感覚検査が教えてくれる、もう一つの視点
  16. 感覚と運動のダイナミズム:不正確性の裏に潜む神経学的エラー — 局在神経学から見た運動制御の精密さとエラーの本質
  17. 下降性調整経路と姿勢の力学:脳が筋肉に「ブレーキ」をかける理由 — 臨床における鑑別と制御の真実
  18. 病的反射と下降性調整路の力学:臨床における「制御」の再定義 — 中枢神経による抑制と姿勢維持の真実
  19. 筋紡錘の反射機序と情動の統合 — 局在神経学から見た、脊髄における情報処理と臨床の質
  20. 固有受容の動的平衡:筋紡錘のゲイン調整と臨床の知恵 — 局在神経学から見た、α-γ連関と急性症状の神経学
  21. 下降性調整経路の統合と臨床哲学 — 局在神経学 2-4-3講義:末梢受容器から読み解く中枢のエネルギー状態
  22. 橋核と中小脳脚:大脳ー小脳系が紡ぐ「40倍の情報戦略」 — 局在神経学 2-5-1講義:縦橋線維から読み解く運動制御の真実
  23. 皮質橋小脳路と下降性抑制:40倍の情報が紡ぐ臨床の精度 — 局在神経学 2-5-2講義:橋核の統合機能と臨床的「暖気運転」の真実
  24. 眼球運動の力学と脳神経の相同性:臨床における「神経の窓」の活用 — 局在神経学 2-6-1講義:視覚・嗅覚経路の統合と外眼筋の単独作用
  25. 眼球運動の麻痺と眼底反射:臨床における神経学的な斜位の判別とエネルギー代謝の真実 — 局在神経学 2-6-3講義:動眼神経・滑車神経の麻痺パターンと眼底反射による評価
  26. 外眼筋の動体力学と最大作用:臨床における眼位の判別とエネルギー代謝 — 局在神経学 2-6-2講義:視軸と筋軸の統合がもたらす精緻な診断
  27. 視運動性眼振と三叉神経の機能相関:臨床における自律神経反射の再起動 — 局在神経学 2-7-1講義:OPKテープによる評価と「神経の窓」から読み解く全身の調和
  28. 三叉神経の臨床解剖:感覚入力が駆動する自律神経と代謝の循環 — 局在神経学 2-7-2講義:硬膜・咀嚼・分泌反射の統合的理解
  29. 三叉神経の臨床神経学:脳幹における感覚局在と耳管開放の動体力学
  30. 聴覚路の臨床神経学:メニエール病の鑑別診断と耳管開放の動体力学 — 局在神経学 2-8-2講義:多段階ニューロンの脆弱性と顔面・三叉神経の調整機構
  31. 聴覚路の臨床神経学:ウェーバー・リンネ検査による中枢・末梢機能の弁別 — 局在神経学 2-8-3講義:第7次ニューロンの伝達力学と大脳皮質の左右性
  32. 前庭神経系の臨床生理学:チップリンクの力学とイオンチャネルによる電位変換 — 局在神経学 2-9-1講義:感覚毛の駆動メカニズムと環境適応の統合的理解
  33. 前庭神経系の臨床生理学:水平半規管における相反抑制と三重の制御機構 — 局在神経学 2-9-2講義:前庭動眼反射(VOR)と空間認知の統合的理解
  34. 垂直系前庭神経路の臨床解剖:三次元VOR(前庭動眼反射)と頸部防御機序の統合 — 局在神経学 2-9-3講義:垂直半規管の興奮・抑制回路と脳幹下部核の相関
  35. 小脳の臨床機能神経学:三位一体の区分とフィードフォワード制御の力学 — 局在神経学 2-10-1講義:エフェレンスコピーの40倍情報量と運動学習の統合
  36. 小脳の臨床機能神経学:入力線維の力学とジョージステストの神経学的再考 — 局在神経学 2-10-3講義:プルキンエ細胞のスパイク制御と室頂核による構音調節
  37. 間脳・自律神経系の臨床神経学:サーカディアンリズムと疼痛発火のダイナミズム
  38. 視床の臨床機能神経学:空間認知・情動回路・覚醒制御の統合的アプローチ — 局在神経学 2-11-2講義:視床枕の立体認識と網様体賦活系の臨床的深掘り
  39. 自律神経失調状態の神経力学:大脳皮質による抑制と現代的入力エラーの統合 — 局在神経学 2-11-3講義:不眠、起立性調節障害、および筋肉弛緩不全の機序
  40. 大脳辺縁系の臨床機能神経学:情動の力学と下降性疼痛制御の統合
  41. 情動と運動を繋ぐ神経回路:パペッツ回路の臨床応用と自律神経制御の真実
  42. 扁桃体と基底核の臨床神経学:情動制御と運動回路の不全を見極める — 局在神経学 2-12-2講義:情動と運動の統合的理解
  43. 大脳皮質の左右性と脳梁の臨床応用:神経壊死を回避する「分散入力」の戦略 — 局在神経学 2-13-1講義:分離脳、優位脳、および運動連合野による行動選択
  44. 高次脳機能の臨床神経学:連合野の調律とエフェレンスコピーによる再学習 — 局在神経学 2-13-2講義:補足運動野、帯状皮質、および半側空間無視の評価
  45. 大脳皮質の臨床機能神経学:血流供給路の理解と「内因性リハビリ」の戦略 — 局在神経学 2-13-3講義:脳血管の支配領域、エフェレンスコピー、および入力の左右性

末梢神経絞扼障害編(全6回)

  1. 神経の悲鳴を読み解く:末梢神経絞扼障害の本質と「機能障害性疼痛」へのアプローチ
  2. 神経の悲鳴と脳の報酬系:末梢神経絞扼障害における「痛みの抑制メカニズム」
  3. 絞扼障害の深層:神経の防御システムと「アロディニア」の科学的真実
  4. 神経の物流が止まる時:絞扼障害の真実とダブルクラッシュシンドローム — 軸索輸送の停滞とATP代謝から読み解く、末梢神経障害の根本原因
  5. 腕神経叢を解剖する:臨床力を高める「神経の地図」の読み方
  6. 坐骨神経痛の迷宮を解く:仙骨神経叢の解剖学と臨床の盲点

痛みの探究編(全17回)

  1. 痛みの曼荼羅(まんだら)を解き明かす ―― 脳と環境が生み出す「痛み」の正体 — 急性痛と慢性痛の本質的な違い、脳の「ショートカット」、そして現代社会が生む痛みの背景
  2. 痛みの深層 ―― 自律神経の暴走と脳内地図の書き換え — 自律神経の暴走・CRPS・幻肢痛・求心路遮断性疼痛を神経生理学で読み解く
  3. 痛みの境界線 ―― 侵害受容器の生理学と現代の病理 — 侵害受容器の発火メカニズム・サイレント受容器・相同性と慢性痛の連鎖を神経生理学で読み解く
  4. 痛みの多次元性 ―― 脳内ネットワークと「情動」の連鎖
  5. 痛みの掛け算 ―― 侵害受容器の「感作」と情動のネットワーク
  6. 慢性疼痛のサイエンス ―― 脳の機能破綻と「天気痛」の正体
  7. 痛みの時間軸 ―― 急性・亜急性・慢性を貫く神経生理学
  8. 痛みのゲートを解き明かす ―― 脊髄後角の層構造と抑制のメカニズム
  9. 脳が作り出す「痛みの不協和音」―― なぜあなたの痛みは治らないのか?
  10. 痛みの恐怖政治を解き明かす ―― 扁桃体ネットワークと結合腕傍核の生理学
  11. 前頭葉の沈黙を破る眼球運動 ―― 前帯状回と側坐核が起こす鎮痛の科学
  12. 前頭葉の3機能と体性感覚野の転化 ―― 慢性疼痛における構造から機能への破綻
  13. 報酬系鎮痛システムの解剖生理学 ―― 側坐核の沈黙と中脳眼球運動による覚醒
  14. 二大下行性鎮痛路の選択的遮断と側坐核感作 ―― substance Pとソマトスタチンの生理学
  15. プラシーボ鎮痛の神経生理学的解剖 ―― 期待感が駆動する内因性オピオイドと中脳眼球運動処方
  16. 侵害受容性慢性疼痛の分子病態 ―― 細胞外漏出ATPとポリモーダル受容器にみる感作の生理学
  17. 侵害受容性慢性疼痛の深層生理学 ── 骨格筋・関節・内臓受容器の感作メカニズムと集約説

番外編(全3回)

  1. 局在神経学から紐解く「シビレ」と「シビレ感」の真実:臨床における見極めとアプローチ — 序文:混迷する「シビレ」の定義から、侵害受容器の発火頻度、ゲートコントロール、下降性抑制系まで
  2. 眩暈(めまい)と眩暈感(めまいかん)を解く:局在神経学から見た「不安定性」の正体
  3. 耳鳴りと「耳鳴り感」の正体――神経学から紐解く、実態のない苦痛へのアプローチ